三回にわたって、私たちが何者で、何を目指しているかをお話ししてきました。最後に、この Journal という場所そのものについて記しておきます。

なぜ、Journal を書くのか

理由は、二つあります。

ひとつは、読んでくださる方に、正直であるため。

HOTAL.の事業には、物件を託してくださるオーナー様、資金を支えてくださる金融機関や補助制度、そして実際に泊まってくださる方々。多くの人が関わります。その方々に、私たちが何を考え、どう動いているかを、飾らずお見せする場所が必要でした。

もうひとつは、自分たちのため。

古民家の再生も、宿の運営も、私たちにとって挑戦の連続です。うまくいったことも、つまずいたことも、記録に残せば学びになる。この Journal は、HOTAL.の航海日誌でもあります。

書くこと

これから、こんなことを書いていきます。

物件のこと。 どんな基準で古民家を選び、どう向き合うか。

再生の現場。 設計から施工まで、一棟が宿になるまでの過程。

法規と制度。 旅館業・住宅宿泊事業の手続き、補助金や融資の実際。

地域のこと。 その土地の人、職人、食材との出会い。

数字のこと。 収支や稼働の実際を、可能な範囲で誠実に。

特に、法規や数字の話は、これから民泊を考える方の役に立つはずです。私たちが調べ、迷い、判断したことを、できるだけ具体的に共有します。

書かないこと

逆に、書かないと決めたこともあります。

誇張はしません。うまくいっていないことを、いっているように見せることはしません。HOTAL.の四つの軸のひとつ、Honest(誠実に)。それは、対外的な事業姿勢であると同時に、この Journal の編集方針でもあります。

ここから先は

次回からは、いよいよ具体的な話に入ります。私たちがいま向き合っている古民家のこと、再生のプロセス、そして民泊事業のリアルな実務について。

机上の理屈ではなく、現場で起きていることを、ひとつずつ記録していきます。

どうぞ、引き続きお付き合いください。

— HOTĀL.

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